外科・小児外科についてSurgery/Pediatric Surgery
外傷、熱傷に関しては、お子様から年配の方まで年齢は問わず処置、治療を行います。
主な症状、病名
頭部打撲・胸部打撲・腹部打撲
転落、転倒による頭部打撲、胸部打撲、腹部打撲で心配な症状がある場合受診してください。
意識がおかしい場合や呼吸が浅く冷や汗をかいているなど重症な外傷が考えられる場合は救急搬送を検討してください。迷う場合は、電話でご相談ください。一緒に適切な対応を選択します。
肘内障
手を引っ張った後や転んだ後に、お子様が手を動かさない、痛いので手を曲げないことでわかります。整復し治療します。
体表の外傷
すり傷、切り傷、刺し傷、打撲傷などの外傷の治療をします。傷が深い場合には、局所麻酔の上、縫合処置を行います。
熱傷(やけど)
部位、程度を確認の上、やけどの治療をします。外来で治療できることが多いです。程度、範囲が広い重症の場合には、入院治療が必要になることもあります。
動物咬傷
ペットや動物に咬まれてできた傷の治療をします。ペットの口や牙は細菌が多いので、小さくみえる創でも、創が深く腫れが強くなり、慎重な対応が必要になります。
虫さされ
ハチ、あぶ、蚊、ムカデなど毒虫による虫さされの治療をします。腫れがひどく、痛みやかゆみが強い場合は受診してください。
皮膚のとげ、異物
とげ、針、その他の異物など取れない場合は受診してください。可能な範囲で取り除きます。
皮膚のいぼ、しこり
皮膚のいぼ、腫瘤、皮膚の下にあるしこりの診断、治療をします。粉瘤、脂肪腫など良性の腫瘍の場合は、局所麻酔で切除します。
皮膚、皮下の膿瘍
皮膚、皮下の膿瘍や炎症の治療をします。膿が溜まっている場合は切開、排膿します。
胸の形がおかしい
胸の中央が凹む漏斗胸、飛び出る変形をする鳩胸などがあります。気になる症状の場合、受診してください。治療が必要か病態かどうか一緒に相談します。
そけいヘルニア
陰嚢が腫れる、足のつけ根が腫れている、左右で明らかに違いがある場合受診ください。ちょうど腫れている写真が撮れたら一緒に見せてください。治療の相談をします。
そけいヘルニア嵌頓
そけいヘルニアが戻らない、大きく脱出して痛がる場合は受診ください。嵌頓している場合は、急ぎ受診していただき、押し戻す(還納する)必要があります。
臍ヘルニア
赤ちゃんのへその緒がとれてから、おへそが突出してくるときは、臍ヘルニアになっていることがあります。2歳までに自然治癒することが多いです。早期に治療を希望される場合は、圧迫固定療法も行っています。
その他のおへその異常
おへそから膿が出る、痛い、腫れた、ポリープや腫瘤があるなど、おへその異常がある場合は受診ください。
痔核
いぼ痔(内痔核、外痔核)、切れ痔(裂孔)、痔ろうの治療を行います。多くは内服や軟膏治療で症状が落ち着きますが、脱出が強い場合は手術が必要なこともあります。
乳児痔ろう、肛門周囲膿瘍
おむつ交換時に赤ちゃんの肛門のまわりが赤くはれて痛がる場合は、肛門周囲膿瘍をきたしていることがあります。切開排膿、漢方薬などの治療を行います。
便秘症
赤ちゃんから大人までの便秘の治療をします。お子様の便秘は比較的多いですが、子どもの頃から継続して便秘傾向が続く大人も同じぐらい多いです。どのように治療すべきかお悩みの方はご相談ください。
遺糞症、便失禁
慢性的に腹痛が続き、下着にうんちが沢山つく、昼間うんちを漏らしてしまう、長い間うんちが出ているかよくわからないなどの症状がある場合、重度の便秘の症状の可能性があります。治療を相談します。
精巣(睾丸)の問題
精巣が触らない、よく動く、腫れている、数が多いなど心配な問題がありましたら相談ください。
包皮炎などおちんちんの問題
男の子のおちんちんのかゆみ、いたみ、包茎、形がおかしい気がする、お母さんだからよくわからないなど心配な問題がありましたら相談ください。
陰唇癒合症
女の子の陰部の形態など気になる場合は相談ください。陰唇癒合症など治療を行います。
甲状腺疾患
甲状腺のはれ、しこり、いたみなど気になる場合は相談ください。甲状腺機能亢進症、低下症などの甲状腺疾患の治療も行います。
乳腺疾患
しこり、痛み、はれなど乳腺の気になる症状がある場合はご相談ください。
乳がん術後の定期診察やホルモン療法など当院で施行可能な治療を担当いたします。
外科術後の方
胃がん、大腸がん、膵臓がんなどの悪性腫瘍の術後で診察を希望される方はご相談ください。当院で担当できる症状への治療を行います。病状に応じて手術を施行した病院と相談し入院の手配なども行います。